コンテンポラリーダンスの話 (その2)

喜び勇んでコンテンポラリーダンスのクラスにジョインした私。

しかしそこで待っていたのは、何とも過酷なレッスンの日々でした。

「初心者クラス」という名がついているが名ばかりで、
完全ド素人なのは私1人。

他の子は皆レベルの差こそあれ、何年かは経験のある子ばかり。

バレエの基本ポジションは当然分かっているし、
フランス語のダンス用語も理解しているようだし、
足は180度前後左右に開いて当たり前(!)
なんなら200度くらい開きますけど?みたいな子がずらーりwww

とにかくテンポが速い速い。
セクション毎に区切って練習する動きを、
数回やっただけで8割以上の子がマスターしてしまう。

最初、クラスのレベル間違えたか知らん??と本気で思って
講師に確かめたけど「ここで間違いないよ」という。

何でそんな中級者クラスに入ってしまったのか?という謎は
クラスにしばらく通っていたら解けました。

講師であるVincentがすばらし過ぎて、彼のクラスだったら
初心者クラスだろうが中級者クラスだろうが少しでも多く通って学びたい!
という本気のダンサーたちが残るからです。

彼/彼女らの目つきは本気度が違うんです。

結果、当初設定していたクラスレベルに関わらず、実質レベルが上がってしまう。
それでついていけない人、合わないと思った人は続けるのはかなり難しくなる。

私も最初の数回で、あまりのついていけなさに泣きたくなり、
(っていうか実際泣きました笑)
「私にはレベルが高すぎる。もうちょっと簡単なクラスはないですか?」
と訴えるも、「これが一番簡単なクラスだから、これ以下はない」との返答。

ここまで自分が踊れないとは思いませんでした。
今まで身体が経験したことのないような動き方をするので当然です。

全然楽しめず、半泣きで意気消沈する私。

3回目か4回目くらいのレッスンのとき、本当に辛くて、
1ターム分お金を払ったことを早くも後悔し始め、上の空でいました。

そこで、1人ついていけない私をサポートしていた先生が真顔で私に言うのです。

「他の人と自分を比べなくていい。
まだ目覚めたばかりの自分の身体と、その潜在力を信頼するんだ。
他の人が24カウントしている時に、自分は4カウントでも8カウントでもいい。
本当に分かったと思うまで、身体で分かるまで、繰り返しなさい。
誰のためのトレーニングなのか思い出すんだ。」と。

がびーん(TДT)
この言葉で、誰のためのトレーニングなのか思い出した私は
気を取り直して、本気でクラスに臨むことになるわけです。

それからはもう、必死です。
クラスの後も、夜11時過ぎまで練習・練習。

翌日ヘロヘロになりながらも出勤して、また次のレッスンまで家でも復習して。
そんな日々が数ヶ月続きました。

ほんの趣味程度のつもりで参加したクラスで、こんなことになるとは(笑)

でも人間、好きなことだったらやれるものです。

こんなに面倒くさがりやで怠け者の私を、これだけドライブする原動力の源。
それは「踊ることが好きだ」という単純な理由によるもの。

そして、適当にたらたらと生半可な気持ちで踊っている子が他にいないのもまた、良い。
(そういう子もいましたがやはり止めていきます)

皆真剣そのもの。自分の身体と本気で向かい合っている姿。
それがとても芸術的で、美しいんです。

人のカラダって本当に美しいなと思います。
カラダそのものが、アートなんですね。

ダンス話、書き始めたら止まらないので、今日はこの辺で。

→→ さらに続く。


にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へ
関連記事

Comment

Leave a Reply





管理者にだけ表示を許可する

Trackback

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。