シンガポールに住み始めてから変わった10のこと

1、テレビを見なくなった

2、本・雑誌類をめっきり読まなくなった

3、湯船がなくても生きていける体質になった

4、財布の紐が固くなった

5、見事に忘れっぽくなった

6、見知らぬ人との会話が増えた

7、レストランで水が無料サービスだと幸せかみしめるようになった

8、カラダの免疫システムが向上した

9、英語で大ゲンカできるようになった

10、人生案ずるより踊るが易しの精神を身につけた


先日、日本に住む友人から、海外生活ってどうなの?という質問を受けて
どうかな~と自分で振り返ってみる機会がありました。

シンガポール生活といっても、生活の背景が違えば全く違う体験になるでしょう。
ここでは20代後半独身女子である私から見た日本生活との違い、あげてみたいと思います。


1.
部屋にテレビがないのもありますが、見ようと思えば共有スペースである居間で見れます。
それでもなぜ見ないかといえば、シンガポールのテレビ番組はお世辞にも面白いとは言えないからなのです。

これは当初、私が日本人だから面白さがわからないのかしらんと思い、
何人かシンガポール人に聞いても、諦めモードで「あぁ、うちの国のテレビは面白くないよ」と言います。

しかしこれにも大きな利点があります。
まず面白い番組が見れたときの感動が5倍くらいになり、幸せ感度が上がります。
さらに、外的にエンターテインしてくれるものが少ないので、
周りの誰かに笑わせてもらいたい、という他力本願的な態度が改まり、
“自分で自分をエンターテインする能力”が高まってきたような気がします。

とはいえ、日本のお笑い番組が恋しい気持ちには、変わりがありません・・。


2.
本を買わないのは、日本語の輸入本が信じられないくらい高いからです。
本を読む時間が減り、活字から何かを学ぶことが減りましたが、
その代わりに、色々と変わった体験から面白い学びを得られることが多くなりました。


3.
お風呂(バスタブ)がなくても生きていけるとは、昔は想像もしなかったことです。
生きていけないと思っても、生きていけるように頑張ってなるのが、カラダの健気なところですね。

当初は“温かいお湯に浸からないなんて、健康に悪い”と思いこんでいました。
しかし冷え性で、熱いお風呂に何時間でも浸かって身体を温めてばかりいたときより、
シャワーしか使わなくなってからの方が健康になりました。

私の予想では、外から温めることをしなくなったので、身体が本来もっている
“自分で自分の体温を上げようとする力”が鍛えられたのだと思います。
ダンスとピラティスを始めてからは冷え性もすっかりなくなり、手先も足先もいつも温かいです。

とはいえ、この国でもバスタブ付きの部屋はお金さえ許せば普通に住めるので、
近い将来そんな部屋に引っ越したい夢は持ち続けています。


4.
財布の紐が固くなったこと自体はそれほど良いことだとも思いませんが、
少なくとも無駄使いは減り、本当に必要なことに必要なお金を投資できるようになってきました。

海外で1人で自活していると、当たり前ですがいざとなって頼れるのは自分だけ。
お金に対してよく感謝するようになり、お金のことを親しい友人のように思うようになりました。
これは東京で暮らしていた頃にはなかった感覚です。


5.
忘れっぽくなったのは、細かいことを気にしなくなった結果起きています。
シンガポール人(中国系・マレー系・インド系すべて含む)や中国人の方と仕事をしていると、
納期を守らない・依頼と違うサービスを提供しても謝らない・会議で合意したことを覚えていない~などは一部の人々とのやり取りでは日常茶飯事で、細かいことにいちいち腹を立てていたら身が持ちません。

他人の過ちに寛容になると同時に、自分にも何だか寛容になってきました。
こうしなければいけない、あぁしなければダメ、というルールをはずしてしまえば、
過去のことも、未来のことも、本当に必要なこと以外、すぐ忘れてしまいます。


6.
バスや電車、スーパーマーケットで、見知らぬ人と会話することが増えました。
なぜかというと“人に聞かないと分からない”ことが多いからです。

降りたいバス亭ではブザーで“降りたいです”という意思表示をしないと止まってくれない。
それが正しいバス亭なのか確かめるために隣にいる人に話しかける。

銀行や郵便局でも、表示が不親切なので誰かに質問しないとわからない。
何かを聞いたり、聞かれたりしたことがきっかけで会話が広がる。

東京時代よりも孤独を感じないのは、“誰かに何かを聞かないと”という状況が、
自然と私の社会生活を健全にしている所以だと思います。

もし日本中の全ての親切すぎる看板や標識を分かりづらく、不親切なものに変えたら、
自殺する人の数が少しは減るんじゃないか?とすら、極端ですが思ってしまいます。


7.
店員「お飲み物はどうされますか?」
私「お水でいいです。あ、チャージされますか?」と聞いたあと、
「いいえ大丈夫です」という返事が返ってきたとき、幸せをかみしめるようになります。

水が無料で飲めるということに、感謝するようになります。


8.
見事に病気をしなくなりました。
来星初期は高熱を出したり、1ヵ月咳がとまらなかったり、全身じんましんになったり、
肌がとんでもなく荒れたりしましたが、あらゆる環境適応反応のあと、すっかり丈夫になりました。

水が合わない、油があわない、アレルギーだ何だとひと通り騒いだあと、
この国の当たり前、この国のスタンダードを丸々受け入れることに成功しました。
今や何のストレスもなくケロリと元気です。


9.
ひとたび英語を話し始めると自信がなく、弱々しくなっていたかつての私はどこへやら。

怒りというのは時に、大きな燃料になってくれます。

日本では、サービス業についている人の大半は、自分がサービス業に従事していることを
自覚しているでしょうが、ここはシンガポール。そんなことは期待できません。

日本のマインド「お客様は神様」
シンガポールのマインド「お客さんはお客さん以外の何者でもない」
ここまでは笑い話ですが、信じられないような対応をされることもしばしばです。

来星まもない頃、あることで失礼な郵便局のスタッフにブチ切れた私は、
あまりの怒りに英語でまくしたて、怒鳴りつけました。
相手も黙っていなく、言い合いはヒートアップして大げんかに(笑)

そこで古い自分を喪失した私は、英語に対する自信のなさの大方を一掃してしまいました。
不思議と怒っているとき、普段よりスラスラと言葉がでてくるものです。


10.
何事も深く考えすぎず、踊ってみるが良い、というのが今の私の信条です。

踊りは、カラダを通して本当に色々な見識を私に与えてくれます。

あまりシンガポールとは関係ありませんがw
シンガポールにこなかったら、師となる先生にも出会えなかったので、
これも変化の1つに加えておくことにします。

昨日から、今年のコンテンポラリーダンスのクラスが再開しました。

ダンス生活に戻ると、ブログの更新が頻繁ではなくなると思いますが
なるべく時間を見つけて書いていきたいと思います。

以上、私の完全なる個人的な生活の変化でした。
大したオチもなく、だらだら書いてしまいました。

最後まで読んでくださった奇特な方がいらっしゃいましたら、ありがとうございます。


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