ダンサーの身体、一日にして成らず。

レッスンに通う時間がどんどん増えています。

コンテンポラリーダンスを学ぶうち、
昔は全然興味がなかったバレエのクラスを受け始めました。
バレエの基本が分からなくては、何もできないことがわかったので。

昨日のクラスは楽しかった。
「楽しい」と思える余裕がでてきたのが自分でも嬉しい。

仕事後、23時過ぎまで練習、尋常ではない量の汗をかきます。
3時間、休憩をはさまずぶっ通しのときもあります。

終わったあといつも、しばらくカラダが何か
自分じゃないみたいに強いエネルギーを発散して、ジンジンとする。

回を追うごとに、少しずつではあるけれど、
頭も身体も、確実にレスポンス能力が向上してきているのが分かります。

ペースの速い動きでも、即レスポンスできるようになってきたし、
頭と身体が連携してきたのか、腑に落ちるまでが短くなってきた。

テクニカルな側面を掘り下げて学んでいるけど、
先生の説明が本当に分かりやすい。

理解しやすいように論理的に説明してくれるだけではなく、
それらを身体感覚に落とし込めるまで、あの手この手で伝えてくれる。

ものすごくテクニカルな細部を説明しつつ、
いざ踊るときには「頭で考えずに身体で踊れ」と何度も言う。

踊りながら、きわめて主観的な身体感覚とどんどん近くなる。
と同時に、踊りながらでも、客観的かつ冷静に自分の動きをチェックできる
感覚的な視力?のようなものが備わってくる。

当初、この感覚視力のようなものがなさすぎたのか、
どこがどうできていないのか、自分でも判別がつかなかった。

それがだんだん、どこがどうできていないのか、分かるように。
確かに思考ではなく、もっと感覚的な部分を頼りにし始めている。

10数年間、1日何時間も身体感覚に全神経を使う
時間を持ってきた人の肉体は違う。

ダンサーの身体、一日にして成らず、です。

私の体はきわめて健康だし、人並みに強さも持ち合わせているけれど、
ダンサーの身体としては長年作られてこなかった。

経験あるダンサーたちは、皆ぱっと見シュッとしているようでも、
服の下にはとんでもなく強靭な筋肉たちが、バネになる力で全身を支えている。

正直な話、私があと10年真剣にトレーニングしても、
やっとなんちゃってではなく“普通の”ダンサーと言えるようになるかな、
というくらい何もかも違う。

毎日の積み重ねが物を言う。

ある朝突然、英語が喋れるようになっていた!!みたいな話はきくけど、
ある朝突然、この体に筋肉がいきなりムキムキついて、
パタリロ並の超人的身体能力が手に入ったりは・・・しないだろう。

身体作りは、地道にやっていくしかないですね。


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