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新卒入社第1日目のこと。

なぜか急にふと思い出したので、書き留めてみる。

遡ること6年前。忘れもしない、新卒入社第1日目@東京。

挨拶をひと通り済ませた私に、上司からひと言。
「今日ね、ポルトガル人の講師2人が成田着いたとこで、
これから水天宮のバスターミナル向かってくるみたいだから、
君、迎えに行ってくれない?彼ら、英語話せるから。」

「・・・え?自分1人でですか?」

「そうだけど。迎えに行って、ホテル送り届けて、これ渡して。
明日のスケジュール伝えるだけだから」

今思えば、なんて簡単なお遣いだったかと思うけれど、
その時私の口から出たのは
「あの・・・私、英語ほとんど話せないんですけど」

上司がぽかーんとした顔して私を見たのを今でも覚えいるw

「・・・ん?それ、どういう意味?君、大学出てるんだよね?
英語できないから、この仕事できません、今後もやりませんって意味?
それとも、英語できないなりに、今日から頑張ってみますって意味?」

「・・あ、できないですけど、頑張ってみます」

なんであんな間の抜けたこと言ったんだろ??
今でも思い出すと笑えてくる。

たぶんこの瞬間が、初めて「英語」というものが、
私の人生に「ちゃんと」入り込んできた瞬間。
高校でも大学でも完全スルーだった、英語という憎たらしいやつが。

それから仕事をしながらマンツーマン英会話教室に通い、
さんざん恥をかきながらも、仕事で英語を使ってきた。

本当に色んな国の方々と仕事をさせていただく機会があった。

英語を学んできて、本当によかったと思う。

今私が通っているダンスのクラスには、
シンガポール人、インドネシア人、韓国人、ベトナム人、
ロシア人、デンマーク人、そして私日本人がいる。

みんな母国語が違う。けどやっぱり意志の疎通には英語が便利だ。

6年前、間の抜けたことを言った私の未来に、
まさかこんな環境で働いて、踊っている自分がいるなんて。

あの時の上司の言葉には、実は一番感謝している。

今でも英語で苦労することはあるし、能力不足で誤解を招くこともある。

つい最近は、仕事の電話で顧客対応していたときに
相手がイライラしていたのもあるのだろうけど、
「あんたの英語わかりづらいのよ。どこの国から来たナニジン??」
と半ば馬鹿にした感じで煽られ、悔しい思いもした。

でも結局、そういう経験の度に、強くなるんだと思う。
「できないなりに、頑張ってみますって意味?」という問いかけが、
今でも自分の中に原点としてあるからなのか。

言語に限らず、できるようになりたいことが、まだ山のようにある。
私のように、大人になってからダンスを始めた人の、
励みになれるような人になりたいな。


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